明日も良い日

誰かしら見てよね!

落合陽一@富士通フォーラム

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先日、落合陽一さんの講演を聞きに、東京国際フォーラムで開催された富士通フォーラムに行ってきました。

3階席まである会場が満員になっていたところを見て、落合人気のすごさを感じました。。(そんな中、ちゃっかり一番前を確保した私です)

 

活動内容のプレゼンを聞いた感想として、30歳にして日本の将来のことを様々な視点から見て、考え、行動している方なんだなと改めて感じました。(ヒットしている著書「日本再興戦略」に書かれている事と行動が伴っていて感嘆。。)

 

興味深かったお話として、30社以上と新規事業開発をしてきてた落合さんが言っていた"企業におけるキーパーソンの条件"それは、、

 

・ビジョンが共有できる柔軟な脳みそを持っている

・自社のことを把握している

・共通言語を話せる(自分の中で言葉を変換できる人)

・若すぎない人(40代中盤らしいです)

 

意外だったのが年齢です。落合さんいわく、40代中盤くらいでないと会社として何が良いか悪いかの判断がつかず、決裁権も持っていないため、スピードが落ちたり、単純な経験不足となってしまうことが多いそうです。

落合さんはそういったキーパーソンがいる企業との連携をしてきているため、これまでのプロジェクトはほとんど成功しているとのこと。

 

一番面白かったのが政府の「働き方改革」について。落合さんはいい方向には行かないと断言していました。笑

記憶に残ったキーワードは"若い人(恐らく20代)に大事なことは"半分働いて半分遊ぶ"。その瞬間しかイノベーティブなことは生まれず、その年代でイノベーティブのことを生み出して行かないと年齢を重ねていった時に何もできなくなってしまうとのこと。

それができなければ、どんどんつまらない大人になってしまうということですかね。。とても響きました。

 

日頃から落合さんの話をニュースサイトや本で読んでいますが、生で聞くのはやはり全然違いました。(もっと話を聴いていたかった!)

 

そして公演後に深々と何度もお辞儀をして退出していった、落合さんの礼儀良さに惚れました。笑

 

コルク佐渡島さん トークイベント@TSUTAYA六本木

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先日、佐渡島さんのトークイベントに行ってきました!

講演の主なテーマは「フォロワーを増やすことで人生が変わる」
そういうと、まだピンとこない人がほとんどとのこと。うん、自分です。

 

そこで、「生きていくうえで重要なことは?」という問いから。
それは、人との濃い繋がりや濃い人との繋がりをもつこと。
たしかに、仕事でも遊びでも誰とやるかで面白さが極端に変わることは明白なこと。だから、「誰と付き合うか?」を考える時間が重要になり、誰と付き合うかで幸福度が変わってくるとのこと。

 

誰と付き合うかを考えて行動しようとした場合、リアル(現実)では、半強制的に参加しているコミュニティがほとんどで、そこで付き合う人を変えていくには時間(コスト)が掛かる。

 

一方、 SNSなら自分が好きな人をフォローできるので、コストを掛けずに環境を変えることができる。そのため、「誰をフォローするか」がめちゃくちゃ大事になる。(私はこの後フォロー整理をしました..)

 

そもそも SNSの本質は「コストを掛けずに人と人を繋げ、信用を可視化することができる」ことなので、それを活かした使い方が重要とのこと。

 

当然、フォローするだけではフォロワーは増えないので、次に「人生の成功の秘訣」について考えてみる。主なものとして、自分の強み・好きなことが分かっていてブレずにコツコツ努力を積み重ね、行動することで信用を得ることができ、濃い繋がり(人脈)を作ることができる。

 

それをSNSで考えると、プロフィールをしっかり作り、自分が良くわかっていることについて毎日発信してフォロワーを増やすことは、リアルで努力する行動と同じことになる。また、やり続けることでインフルエンサーにフォローしてもらえる可能性が高まり、フォローされた際には信用が裏打ちされ、フォロワーが急増することで自分の価値が一気に高くなる。

 

よく自己紹介の時に所属している会社や学校を出すのは、自分で担保できない信用を裏打ちしてほしい証拠だそうです。

トークイベント前の自己紹介で自分があっさりやったことです。笑)

 

それは自分自身には信用がないと言っているようなもの。SNSインフルエンサーからフォローされてるということは、信用を裏打ちされて自分の価値が高まる。さらにSNSだと信用の裏打ち(フォロー、リツイート)が早く、成功が早い回転で回っていく。

 

信用という点では、会社間の人間関係は「信用していないこと」が前提となっていて、お金で信用を担保している。リアルはgive&takeを必ずと言っていいほど求められ、相手にgive(与える)することにコストが掛かりすぎてしまう。

 

一方SNSでは、giveし続ける人が勝つ。だから、
「見返りを期待しないで自分の得意をギブできることが重要」となる。


ただし、自分のことをなんでもいいので使ってくださいは、自分の価値を出せないため、giveにはならないので要注意!とのこと。

 

よって、「フォロワーを増やすことで人生が変わる」ということ。

 

超納得ですね!!

イベント後は本にサインもしてくれた佐渡島さん。「しるし書店で売ってみてください」と言われましたが、勿体無いので売れそうもないです。笑

藤原和博 特別講義「45歳の教科書(実践編)@一橋大学

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「私、誰に似てると思いますか?」
の問い掛けがテッパンで、100万分の1になる方法で有名な藤原和博さんの講義を聞いてきました。

 

45歳になるまでにもう少し時間がありますが、若い人が聞くべき内容だと思いました。
話が面白く濃く分かりやすい講義なので最高ですね。大学の授業もこんなにワクワクできていたら…

 

やはりメインだったのは、3つのキャリアを掛け合わせることで、自分の希少価値を創り上げる話し。
1万時間の法則はみなさんもご存知だと思いますが、2歩目、3歩目を思い切ったことに踏み出すことでより信用の面積が広くなり、希少価値が高まるというものです。

 

よく行動には勇気がいると言いますが、大事なのは勇気ではなく思い切り。要は無謀さとのこと。藤原さん曰く、結婚と同じことだそうです。笑

 

また、世間は圧倒的に不利なことに挑んでいる人に応援してくれる傾向があるので、実は成功確率も上がることになるみたいですね。なるほど。そのためにも思い切りは大事だということか。

 

それにしても藤原さん、90分間常にテンポよく、噛むこともなく喋ってたな…
すごい人だわホント。