知識は使わないともったいない! 「アウトプット大全」
人間は、良くも悪くも過去を忘れる生き物。
1週間前の夕飯を正確に覚えている人はほとんどいない。
でも、せっかく得た知識。どうせなら使いたいですよね?
そこで、「アウトプット大全」を読みました。
脳科学に基づき、効果的なアウトプットの方法が書かれている面白い本です。
そもそも、インプットとアウトプットの黄金比ってどれくらいか知ってますか?
”3:7”らしいです。”7”がアウトプットですからね。
よく耳にするのが、「読書量を増やす」、「速読を身につける」というのがありますが、アウトプットを上手にしないと知識をうまく使えないまま忘れてしまうんですね。
なので、知識をうまく使うには”月に3冊読む!”よりも、
”月に1冊読んでツイートする!”とかの方が良いということになります。
得た知識というのは、脳の海馬に仮保存され、その保存期間は2〜4週間。
その間に情報が何度も使われると、脳が「これは重要な情報だ!」と判断して、
側頭葉の長期記憶に移動するんだとか。
具体的には、”2週間に3回以上アウトプットする”と記憶に残りやすくなります。
本を読んでみて、個人的な”効果的なアウトプットの方法”は次のような感じです。
① 読書やセミナーで知識を得る
② ”手書き”でノートを取る
③ Twitterやブログを投稿する
④ 図や絵を書く(できれば)
⑤ 友達、同僚に話す
②を手書きにする意味は、”書いたり、話したり”することは運動神経を使うため、
記憶に残りやすくなり、④も情報の整理になるため効果的です。
とはいえ、いきなり①〜⑤を実行するのは大変だと思うので、
⑤だけ試してみるのもありですね。
他にも、”アウトプットの後にフィードバックをする”、”継続のコツ”などが書かれていて為になる情報がありましたので、ぜひ読んでみてください。
もちろん、リラックスして読書をしたい方はいつも通り読むのが一番かもしれませんが!
良い読書ライフを!